1. |
Carnation
03:02
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Errantes Veritas Abnormes
Oblivion Rem Dementiae Fuit
血を失くした「純潔」
あの傷みは、今は虚しく
体温失くした「純愛」
この傷みは、未だ消えずに
Errantes Veritas Abnormes
Oblivion Rem Dementiae Fuit
少し歪んだ「感傷」
記憶の中、何か忘れて
何処か歪んだ「光景」
頭痛の中、何か優しく
吊るされたCarnation 蛆湧き爛れ
穢された「約束」、虚空に消えて
吊り上げたCarnation 蛆湧き腐り
生まれてきた生命、「否定」される
あやふやな「人格」
語る言葉、時と場合に
不確かな「現実」
揺れる振り子、螺旋描く
燃やされたCarnation 蛆焼け爛れ
剥がされた「嘘吐」、虚無に消えて
焼き上げたCarnation 蛆灰と化し
塞がれた逃げ道、「断絶」される
千切られたCarnation 跡形もなく
散らされた「尊厳」、皆が哂う
何故僕ハ生マレタノ タダ縋ル日々
殴ラレタ痛ミダケ、「愛シテ」欲シイダケ
Errantes Veritas Abnormes
Oblivion Rem Dementiae Fuit
Errantes Veritas Abnormes
Oblivion Rem Dementiae Fuit
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2. |
Dress
03:53
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覆い隠す白い素肌、黒い“嘘”塗固めて
哂う道化師の涙に、誰も触れる事なく
濡れた赤い眼球は、白い"膜"覆い被せて
もう取り戻せない、傷一つ無い君の腕
...by the right
揺れる水面に映る、メタ認知 -Metacongnition-
震える身体に満る、死生学 -Thanatoloby-
心持たぬ様に枯れ逝く華を愛で乍ら髪に纏って
狂おしいまで過行く日々をいつ迄も僕は耐える
覆い隠す白い素肌、黒い“嘘”塗固めて
哂う道化師の涙に、誰も触れる事なく
濡れた赤い眼球は、白い"膜"覆い被せて
もう取り戻せない、傷一つ無い君の腕
嗚呼......。
響き渡る祝福の歌は、耳を塞いで
拒絶してた愛の言葉、喉を潰して
心塞いで
揺れる水面に映る 震える身体に満る
傷ついた心を映すかの様に白い肌に傷を纏う
狂おしい程果無い日々をいつ迄も僕は耐える
吐き捨てた最後の言葉
切り刻む白い素肌、黒い“疵”舐合う為
哂う道化師の貌に、誰も気付く事なく
濡れた赤い手首は、白い"衣"包み隠して
もう引き返せない、先の見えない処刑台（≒未来）
焼き尽す白い素肌、黒い“灰”撒散して
叫ぶ独裁者の夢を、誰も理解る事なく
閉じた赤い眼球は、白い"布"覆い被せて
もう取り戻せない、曇りない君の笑顔
響き渡る祝福の歌は、耳を塞いで
拒絶してた愛の言葉、喉を潰して
心殺して
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3. |
Mare
04:58
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紅く滴る唇は、卑屈な夢の花弁
濡れた君の本性は視界を歪ませ
白く濁る唾液は、卑猥な夜の語り部
零れた君の本音は世界を少しだけ拡げる
Deceits has born from a truth.
Knowledge is distorted.
In nightmare awakened from a dream.
You're all distorted.
綺麗なその造形は、誰かが創造したもの
受取り手の感情も、誰かが意図したもの
そうさ何時だって人は、美しい物に惹かれ
それが例え偽りの、美しい物だとしても
Deceits has born from a truth.
Knowledge is distorted.
In nightmare awakened from a dream.
You're all distorted.
都合の良い様に現実を受け止めるのさ
自分自身を騙して心安らかに
誰かに壊されない様に、守り続けるのさ
作り上げた虚実はもう君の手の中に
溢れかえる思考の海、視線の誘導
此処にいない誰かが、思考を操作する
Deceits has born from a truth.
Knowledge is distorted.
In nightmare awakened from a dream.
You're all distorted.
都合の良い様に少しだけ歪めるのさ
人は定義の存在で団結する
根拠のない理論、意図の違う証拠をならべ
陰謀論、描いて大衆に投げかけ
都合の良い様に愛と平和を謳うのさ
悲劇は人を快楽へと誘う
どうか愛して下さい、歪んだ夢や希望全て
ナイフ後ろ手に君の胸で安らかな夢を
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4. |
時のタビビト
03:13
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風が眠る貴方の空は、白い布で花を咲かせる
夢の絶えた僕は、現在まで芽さえ出せずに
ある日積み重ねた空気は、上の空
慰めてくれたのは、花の種が吐いた嘘
言葉失くした蒼い空の、星は薄れて
過ぎる時に貴方を待つ、"時の旅人"
風が歌う貴方の夢は、雲と共に遠い空まで
今は居ない貴方の事を、"忘れない" 様に
セピア色の思い出は、風と共に遠い空まで
貴方の事、何時までも、"忘れない" 様に
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5. |
氷の繭
03:40
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君の身体に絡みついた 欲望と搾取の想い
資本仕掛けの主義主張 本質を「全テ、海ノ底へ……」
被害者面押し通した 圧付ける少数意見 -minority-
「機能不全？」僕らの思考は 右へ左へ操られて
満たされない心 性嗜好異常 -Paraphilia-
押し並べた弱者の群れ 理論武装は霧の中
愛してた、愛して、愛する事だけを
ただ純粋に想う心、氷の繭に閉込めて
いつ迄も、いつ迄、いつ迄も変らず
誰にも祝福されない想い、氷の繭で腐らせて
抗うことの出来ない 人形偏愛症 -Agalmatophilia-
押寄る正論の雨 感情論は通じない
愛してた、愛して、愛する事だけを
ただ純粋に想う心、氷の繭に閉込めて
いつ迄も、いつ迄、いつ迄も変らず
誰にも祝福されない想い、氷の繭で腐らせて
抱締めた、抱締め、抱締めて夢の中
姿形無き君の事を、氷の繭で感じさせて
断ち切った、断ち切り、断ち切って何もかも
最後に叩きつけられた現実を、氷の繭で終わらせて
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